お好み焼きは冷凍保存で作り置き!日持ちは?解凍方法・温め方も紹介!

お好み焼きは冷凍保存で作り置きできるのか知っていますか?今回は、〈焼いた後・焼く前の生地〉別のお好み焼きの冷凍保存方法や、解凍方法・温め方を紹介します。冷凍したお好み焼きの日持ち・賞味期限や、アレンジレシピも紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. お好み焼きは冷凍できる?日持ちはいつまで?
  2. お好み焼きは冷凍すると1ヶ月ほど日持ちする!
  3. 【焼いた後】お好み焼きの冷凍保存方法は?
  4. 【そのまま】焼いたお好み焼きの冷凍保存方法
  5. 【小分け】焼いたお好み焼きの冷凍保存方法
  6. 焼いた後に冷凍したお好み焼きの解凍方法・温め方
  7. 【焼く前の生地・タネ】お好み焼きの冷凍保存方法は?
  8. お好み焼きの生地・タネの冷凍保存方法
  9. 冷凍したお好み焼きの生地・タネの解凍方法・温め方
  10. 冷凍お好み焼きのアレンジレシピ3選!
  11. ①韓国風お好み焼き
  12. ②温泉卵のせ明太マヨソースのお好み焼き
  13. ③ベーコンとチーズのピザ風お好み焼き

お好み焼きは冷凍できる?日持ちはいつまで?

焼いた後のお好み焼きだけでなく、焼く前の生地やタネも冷凍できるので、多めに作っておけば必要な時に手軽に食べられます。適切な保存方法を知ると、食感が良く美味しさを保ちながら長期間保存でき、日々の食事やお弁当作りの時間短縮にもつながるでしょう。

お好み焼きは冷凍すると1ヶ月ほど日持ちする!

日持ち(冷凍) 日持ち(冷蔵)
焼いた後 約1ヶ月 2~3日
生地・タネ 約1ヶ月 当日中

手作りのお好み焼きを冷凍すると、焼いた後の物は約1ヶ月、生地やタネの状態でも同程度の日持ちがします。冷凍保存をした場合、冷蔵庫での保存と比べると、お好み焼きの賞味期限を大幅に延ばせます。手作りのお好み焼きや生地が余ったら冷凍保存を利用すると、食材を無駄にせず作り置きができるでしょう。

ただし、冷凍保存中もキャベツの食感などの品質は少しずつ劣化していくので、保存期間に関わらずにできるだけ早めに食べ切ってください。

【焼いた後】お好み焼きの冷凍保存方法は?

焼いた後のお好み焼きを冷凍保存する際は、そのまま1枚ずつ保存する方法と、小分けにカットして保存する方法があります。保存方法によって解凍時の使い勝手が変わるので、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。

【そのまま】焼いたお好み焼きの冷凍保存方法

焼きたてのお好み焼きは、必ず十分に冷ましてからラップで包んでください。温かいままラップをすると内側に水滴が発生し、生地がべちゃっとした食感になってしまいます。ラップで包む際は空気が入らないようぴったりと密着させ、酸素による劣化を防ぎましょう。冷凍用保存袋に入れる時も同様に、できるだけ空気を抜いてから口を閉じれば、冷凍焼けを防げます。

金属製のトレイにのせて冷凍すると熱伝導が良いので、素早く冷凍でき、お好み焼きの旨みを逃しません。ソースやマヨネーズ、かつお節、青のりは冷凍に適さないので、食べる直前にトッピングする方が美味しく仕上がります。冷凍する際は、冷凍庫では重ねず平らに並べると、解凍時のムラを防げます。

【焼いたお好み焼きをそのまま冷凍保存する方法】

1.焼いたお好み焼きの粗熱を取る

2.冷めたお好み焼きを1枚ずつラップで包む

3.冷凍用保存袋に入れてから、冷凍庫で保存

【小分け】焼いたお好み焼きの冷凍保存方法

焼いたお好み焼きを小分けにカットする場合は、6等分程度の大きさにし、1切れずつラップで包めば使いやすいでしょう。お弁当に入れやすいサイズになり、朝に電子レンジで温めるだけですぐに詰められるので、忙しい朝の時間短縮になります。小腹が空いた時のおやつとしても、食べたい分だけ取り出せるのも利点です。

お弁当に持って行く時は、ソースを別の小袋や容器に入れて持参すると、他のおかずと混ざらず美味しく食べられます。お好み焼きの生地が余った場合は、卵焼き器を使って四角く焼くと、カットしやすくお弁当箱に収まりやすい形に仕上がります。

【焼いたお好み焼きを小分けしてから冷凍保存する方法】

1.焼いたお好み焼きの粗熱を取る

2.お好み焼きを食べやすい大きさに小さく切る

3.1切れずつラップで包み、冷凍用保存袋に入れてから冷凍する

焼いた後に冷凍したお好み焼きの解凍方法・温め方

冷凍したお好み焼きを電子レンジで温めた後、オーブントースターやフライパンで表面を焼くと、外側がカリッとした食感に仕上がります。フライパンを使う場合は、強火を避けて中火から弱火でじっくり焼くことで、中までしっとりとした食感に温まります。

広島風のお好み焼きや、餅が入っているお好み焼きも同じ方法で解凍できます。しかしキャベツから水分が出やすいため、ラップを外してから電子レンジで加熱しましょう。時間に余裕がある場合は、冷凍庫から冷蔵庫に移して2~3時間かけて自然解凍する食べ方もあります。常温での急速な解凍は傷みの原因になるので、必ず冷蔵庫内でゆっくり解凍しましょう。

【焼いた後に冷凍したお好み焼きの解凍方法】
1.冷凍したお好み焼きは、ラップをしたまま耐熱皿にのせ、電子レンジで加熱
2.電子レンジで加熱後、オーブントースターで3分程度表面を焼く
3.ソース、マヨネーズ、青のりなど好みのトッピングをして完成

【焼く前の生地・タネ】お好み焼きの冷凍保存方法は?

焼く前の生地やタネの状態でも、冷凍保存ができます。生地だけを冷凍しておけば、使いたい時にキャベツなどの具材を加えて焼けるので、調理の幅が広がります。ただし、解凍方法には注意が必要で、適切に扱わないと生地の質が変わってしまうので注意してください。

お好み焼きの生地・タネの冷凍保存方法

生地を冷凍する際の最大のポイントは、キャベツなどの具材を入れずに生地のみの状態で冷凍することです。キャベツなどの野菜を入れた状態で冷凍すると、具材から余分な水分が出てしまい、解凍後の生地が水っぽくなってしまいます。生地だけを保存しておけば、解凍後にお好み焼きだけでなく、たこ焼きにアレンジすることも可能です。

保存容器は密閉性の高い物を選び、しっかりと蓋を閉めて空気に触れないようにしましょう。空気に触れると酸化や変質が進み、風味や焼き上がりの食感が損なわれてしまいます。保存袋を使う場合も同様に、空気をしっかり抜いてから封をすることで冷凍焼けを防げます。

【お好み焼きの生地を冷凍保存する方法】
1.冷凍可能な保存容器にラップを敷き、その上から生地を流す
2.蓋をして、容器ごと冷凍庫で保存する

冷凍したお好み焼きの生地・タネの解凍方法・温め方

電子レンジや常温など、急に高温の場所で解凍すると、お好み焼きの生地の質が変わってしまう恐れがあります。冷凍している間に材料が沈殿していることがあるので、解凍後はよくかき混ぜて材料を均一にしてください。生地の水分が少なく感じられる場合は、少量の水を加えながら調整すると焼きやすい状態に戻ります。

ただし、生地には卵が含まれており、加熱前の状態では傷みやすく、焼いた後に冷凍する方法と比べると保存性は劣ります。安全性と美味しさの両面から考えると、焼いた後に冷凍保存する方が良いでしょう。

【冷凍したお好み焼きの生地を解凍する方法】
1.生地の入った保存容器を、使う日の前日から冷蔵庫へ移す
2.解凍後は、具材を入れる前に生地をよく混ぜる

冷凍お好み焼きのアレンジレシピ3選!

冷凍保存したお好み焼きは、そのまま温めて食べるだけでなく、さまざまなアレンジを加えると新しい味わいを楽しめます。冷凍のお好み焼きや生地を使った、手軽で美味しいアレンジレシピを紹介します。

①韓国風お好み焼き

【材料】
・冷凍お好み焼き:1枚
・キムチ:50g
・小ねぎ:適量
・韓国のり:適量
・ソース:適量
・マヨネーズ:適量


韓国風お好み焼きの作り方を紹介します。

【作り方】
1.冷凍お好み焼きを解凍し、電子レンジで温める
2.温めたお好み焼きにキムチをのせる
3.ソースとマヨネーズをかける
4.小ねぎと韓国のりをトッピングして完成


キムチの食感と辛味が後を引く美味しさで、小ねぎと韓国のりの風味がアクセントになります。しっかりとした味わいに仕上がるので、ビールのおつまみにも最適です。

②温泉卵のせ明太マヨソースのお好み焼き

【材料】
・冷凍お好み焼き:1枚
・明太子:適量
・マヨネーズ:適量
・青ねぎ:適量
・温泉卵:1個


温泉卵のせ明太マヨソースのお好み焼きの作り方を紹介します。

【作り方】
1.冷凍お好み焼きを解凍し、電子レンジで温める
2.明太子とマヨネーズを混ぜ合わせ、明太マヨソースを作る
3.温めたお好み焼きに明太マヨソースをかける
4.温泉卵をのせ、青ねぎを散らして完成


マヨネーズと卵の優しい味わいが明太子の辛味をマイルドにしてくれます。青ねぎをたくさんのせて、食感を楽しみながら食べましょう。

③ベーコンとチーズのピザ風お好み焼き

【材料】
・冷凍したお好み焼きの生地 おたま2杯分
・ベーコン:50g
・とろけるチーズ:2枚
・キャベツ:1枚~2枚
・ケチャップ:大さじ2
・マヨネーズ:お好みで
・パセリ:お好みで


ベーコンとチーズのピザ風お好み焼きの作り方を紹介します。

【作り方】
1.冷凍した生地を解凍し、ベーコンを細切り、キャベツを粗めのみじん切りにして混ぜる
2.フライパンに生地を流し入れ、中火で焼く
3.表面にチーズをのせ、蓋をして蒸し焼きにする
4.ケチャップとマヨネーズをかけ、パセリを散らして完成


冷凍の生地を利用したキャベツ入りのお好み焼きのアレンジレシピです。子供が喜ぶ味付けですが、タバスコをかけて大人味にアレンジすると、お酒のおつまみとしても楽しめます。

お好み焼きの冷凍保存方法を知ろう

お好み焼きは焼いた後や生地でも冷凍保存が可能で、適切な方法で保存すれば1ヶ月程度の日持ちが期待できます。そのまま保存するか小分けにカットするかによって、用途に合わせた使い分けができるのも利点です。アレンジ次第で新しい味わいも楽しめるので、お好み焼きをまとめて作って冷凍保存しておくと、忙しい日の食事作りやお弁当に活躍するでしょう。

関連する記事