マヨネーズの賞味期限は?開封後は短い?切れて半年・1年過ぎても大丈夫?
マヨネーズの賞味期限を知っていますか?未開封・開封後でどれほど違うのでしょうか?今回は、マヨネーズの賞味期限や、〈半年・3ヶ月・1ヶ月〉など期間別に賞味期限切れはいつまで大丈夫なのかを紹介します。マヨネーズが腐るとどうなるかや、日持ちする保存方法も紹介しますので参考にしてください。
目次
- マヨネーズの賞味期限はどのくらい?
- そもそも賞味期限と消費期限の違いは?
- 【未開封】マヨネーズの賞味期限は製造から約7~12ヶ月
- 【開封後】マヨネーズの賞味期限は約1ヶ月
- マヨネーズの賞味期限切れはいつまで過ぎても大丈夫?
- マヨネーズの賞味期限切れは腐っていなければ食べられる場合もある
- 【1ヶ月】賞味期限切れのマヨネーズ
- 【3ヶ月〜半年】賞味期限切れのマヨネーズ
- 【1年以上】賞味期限切れのマヨネーズ
- マヨネーズが賞味期限切れで腐るとどうなる?見分け方は?
- マヨネーズの日持ちする保存方法は?
- 【未開封】の場合は直射日光を避けて常温保存する
- 【開封後】は冷蔵庫のドアポケットor野菜室に保存しよう
- マヨネーズの冷凍保存はNG
- マヨネーズを賞味期限内に使い切るレシピ3選!
- ①いんげんの鰹節マヨネーズ和え
- ②海老マヨ
- ③ゆで卵入りポテトサラダ
マヨネーズの賞味期限はどのくらい?

| 賞味期限 | |
| 未開封 | 製造から約7~12ヶ月 |
| 開封後 | 約1ヶ月 |
マヨネーズは、さまざまな料理に使える非常に便利な調味料です。そんなマヨネーズの賞味期限を未開封と開封後に分けて紹介します。
そもそも賞味期限と消費期限の違いは?
賞味期限は、缶詰やスナック菓子など、劣化しにくい食品に記載されている期限です。賞味期限を過ぎても、直ちに食べられなくなるわけではありません。消費期限は、ケーキや総菜などの劣化が早い食品に表示されています。消費期限を過ぎた食品を食べると、食中毒を起こす危険性があるので廃棄しましょう。なお、開封後は期限に関わらず早めに消費してください。
【賞味期限と消費期限の違い】
・賞味期限:美味しく食べられる期限
・消費期限:安全に食べられる期限
【未開封】マヨネーズの賞味期限は製造から約7~12ヶ月
未開封のマヨネーズの賞味期限は、適切に保存した場合、製造から約7~12ヶ月です。保存期間の長さはメーカーによって差があります。同じ商品でも重量によって異なることがあるので、パッケージに記載された期限を確認しましょう。
【開封後】マヨネーズの賞味期限は約1ヶ月
開封後のマヨネーズは、空気に触れて劣化が進むので、1ヶ月を目安になるべく早く使い切りましょう。未開封なら常温保存できますが、開封後は冷蔵庫での保存が安心です。できるだけ空気に触れないように、しっかりとキャップを閉めましょう。
マヨネーズの賞味期限切れはいつまで過ぎても大丈夫?

マヨネーズの賞味期限が、気づいたら1ヶ月、ひどい時には1年以上も過ぎていることがあります。賞味期限が切れたマヨネーズが食べられるのかや、食べられるとしたらどれくらいまでなら大丈夫かを期間別に紹介します。
マヨネーズの賞味期限切れは腐っていなければ食べられる場合もある
未開封のまま賞味期限が切れたマヨネーズは、見た目や匂いを十分に確認して、腐っていなければ自己責任で食べるようにしてください。賞味期限の定義は、美味しさといった品質が保たれる期限とされています。そのため、消費期限のように、切れたらすぐに安全性に問題が生じるわけではありません。
開封後の場合は賞味期限に関わらず、開封してから1ヶ月以上過ぎていたら食べるのを控えましょう。
【1ヶ月】賞味期限切れのマヨネーズ
未開封のマヨネーズの場合、賞味期限が切れて1~2ヶ月程度ならば、食べても問題ないことが大半です。ただし、保存状態によっては、劣化していることも十分に考えられます。食べる前には、変色していないか、異臭がしないかなどをしっかりチェックしましょう。
【1ヶ月賞味期限切れのマヨネーズの特徴】
・食べても問題ないことが多い
・味、見た目、匂いなどに大きな変化はない
【3ヶ月〜半年】賞味期限切れのマヨネーズ
賞味期限が切れて3ヶ月~半年ほど経つと、たとえ未開封のマヨネーズでも食べない方が無難です。この頃には、見た目や匂いにも分かりやすい変化が表れてきます。仮に腐っていないとしても、油の酸化により風味がかなり落ちているので、食べても美味しく感じないでしょう。
【3ヶ月~半年賞味期限切れのマヨネーズの特徴】
・食べられないことが多い
・酸っぱい臭いがする
・濃い黄色や茶色に変化している
【1年以上】賞味期限切れのマヨネーズ
賞味期限から1~2年以上の長い期間が過ぎたマヨネーズを食べると、腹痛などの食中毒の症状を引き起こす危険性があるので廃棄が推奨されます。冷蔵庫に入れて保存していたとしても、劣化していると考えてください。特に開封済みの場合は、細菌が繁殖していて深刻な健康被害をもたらしかねないので、味見もせず捨てるようにしましょう。
【1年以上賞味期限切れのマヨネーズの特徴】
・食べられない
・分離している
・酸っぱい味がする
マヨネーズが賞味期限切れで腐るとどうなる?見分け方は?

賞味期限切れの腐ったマヨネーズは、安全性に問題があるので、見た目や匂い、味、触感に腐敗の様子が見られたら食べずに廃棄してください。一度分離したマヨネーズは、美味しくない上に、通常より劣化が早いのが特徴です。色に関しては、商品により元々の色が異なるので、他のマヨネーズと違うかどうかではなく購入時からの変化をチェックしましょう。
【腐ったマヨネーズの特徴】
・見た目:油が完全に分離している、カビが発生している、黄色が異常に濃い、茶色っぽい、容器が膨らんでいる
・匂い:酸っぱい臭い、刺激臭、発酵臭、生臭さがある
・触感:ざらついている、強い粘り気がある
・味:強い酸味、苦味、えぐみがある
マヨネーズの日持ちする保存方法は?

マヨネーズは、適切に保管しないと保存期間に関わらず安全性や品質が損なわれてしまいます。マヨネーズの日持ちする保存方法を、未開封と開封後に分けて紹介します。
【未開封】の場合は直射日光を避けて常温保存する
未開封のマヨネーズは、戸棚の中のように、直射日光が当たらない涼しい場所で常温で保管しましょう。マヨネーズには原材料に卵が入っているので傷みそうなイメージがありますが、殺菌効果のある酢や塩が含まれているため、未開封ならば常温でも長期間保存できます。
【開封後】は冷蔵庫のドアポケットor野菜室に保存しよう
開封後のマヨネーズは、ドアポケットや野菜室のように、冷蔵庫の中でも温度が下がり過ぎない場所に保存してください。マヨネーズを0度以下の環境に置くと油の分離が起こるため、冷気が直接当たる場所やチルド室は避けましょう。分離すると、酢や塩が持つ殺菌力が全体に行き渡らなくなり、腐敗が進みやすくなります。
マヨネーズの冷凍保存はNG
マヨネーズは、冷凍すると分離が起こるので、未開封、開封後に関わらず冷凍保存には向いていません。マヨネーズは、急激な温度変化や振動が加わると酢と油の繋がりが弱まって分離します。分離したマヨネーズは、いくら混ぜても元通りにはならず食べられないので、冷凍保存はしないでください。
マヨネーズを賞味期限内に使い切るレシピ3選!
賞味期限が迫っているマヨネーズを見つけた時のために、使い切りやすいレシピを紹介します。身近な食材で簡単に作れるレシピばかりなので、ぜひ参考にしてください。
①いんげんの鰹節マヨネーズ和え

【材料】
・いんげん:160g
・鰹節:1パック
・マヨネーズ:適量
・麺つゆ:適量
・塩:適量
いんげんの鰹節マヨネーズ和えの作り方を紹介します。
【作り方】
1.いんげんを水洗いし、へたの先を少々切り落としてから5cm程度の長さに切る
2.鍋に湯を沸かして塩を入れ、いんげんを茹でる
3.茹で上がったら水にさらして、冷めたら水気を切る
4.いんげん、鰹節、マヨネーズ、麺つゆをボウルに入れて和える
マヨネーズと麺つゆで味付けして作る、料理初心者でも失敗しにくいレシピです。いんげんの茹で加減は好みで調整してください。鰹節がない場合は、ゴマで和えても美味しく食べられます。
②海老マヨ

【材料】
・むき海老:300g
・片栗粉:大さじ3
・オリーブオイル:大さじ3
・マヨネーズ:大さじ3
・ケチャップ:大さじ1.5
・牛乳:大さじ1
・砂糖:小さじ2
・レモン汁:小さじ1
・粗挽き黒胡椒:適量
海老マヨの作り方を紹介します。
【作り方】
1.マヨネーズ、ケチャップ、牛乳、砂糖、レモン汁を混ぜてソースを作る
2.海老はキッチンペーパーで水分を切り、片栗粉をまぶしておく
3.フライパンを熱してオリーブオイルを引き、海老を両面とも揚げ焼きにする
4.海老にソースを絡めて皿に盛り付け、仕上げに粗挽き黒胡椒を振る
メインのおかずやおつまみになる海老マヨのレシピです。揚げる代わりに揚げ焼きするため、少量の油で手軽に作れます。食べる時にお好みでレモンを絞っても美味しいので、ぜひ試してください。
③ゆで卵入りポテトサラダ

【材料】
・じゃがいも:4個
・ゆで卵:2個
・きゅうり:1本
・ハム:4枚
・マヨネーズ:大さじ5
・酢:大さじ1
・塩胡椒:少々
ゆで卵入りポテトサラダの作り方を紹介します。
【作り方】
1.じゃがいもを茹でる
2.茹で上がったら皮をむいて潰す
3.きゅうりを輪切りにして塩を振り、数分置いたら絞る
4.ゆで卵とハムを1cm角に切る
5.ボウルに全ての具材を入れ、マヨネーズ、酢、塩胡椒で味付けする
じゃがいもは、皮付きのまま茹でた方が旨味が流出せず美味しくなります。ホクホクした食感に仕上げるためにも、熱いうちにマッシュするのがポイントです。水っぽくならないように、きゅうりの水分はしっかり絞りましょう。
マヨネーズの賞味期限を知っておこう
マヨネーズの賞味期限は、未開封なら製造から約7~12ヶ月と長めですが、開封後は約1ヶ月と短くなります。賞味期限が切れてもすぐに食べられなくなるわけではありませんが、使う前には腐っていないか慎重にチェックしてください。
