「せとか」と「紅まどんな」の違いは?どっちがおすすめかも紹介!
「せとか」と「紅まどんな」の違いを知っていますか?愛媛県で生産されるみかんですが、今回は、〈味・食感・見た目・旬〉など、「せとか」と「紅まどんな」の違いを紹介します。「せとか」と「紅まどんな」は、どっちがおすすめかも紹介しますので参考にしてください。
目次
「せとか」と「紅まどんな」の違いは?比較

みかんや柑橘類にはさまざまな種類が存在し、それぞれ名称や産地も異なります。愛媛県では、多くの柑橘ブランドが栽培されています。そうした中でも、特に愛媛県を主要産地とするのが「せとか」と「紅まどんな」です。2つにはどういった違いがあるのでしょうか。それぞれの特徴について、味や食感、見た目、旬の時期といった項目に沿って比較します。
①味・食感
【せとか】
糖度が非常に高く、コクの深い甘みがあります。食感としては、瑞々しくとろけるような果肉が特徴です。そのふくよかな味わいから、柑橘の大トロと呼ばれ親しまれています。
【紅まどんな】
酸味が少なく、濃厚な甘みがあります。食感としては、ゼリーのようになめらかな口当たりが特徴です。果実の水分量が多いため、冷やして食べると甘みが増します。
②見た目・重さ
【せとか】
果実の表面に光沢があり、果皮が薄いのが特徴です。種はほとんどなく、色は赤橙色で、熟すにつれて濃いオレンジ色になります。重さは、1個あたり250g程度です。
【紅まどんな】
果皮が極めて薄く、果肉としっかり密着しています。中にある房を覆っている皮も薄く、種がほとんど入っていません。重さは、1個あたり250g程度です。
③旬の時期
【せとか】
旬は1月下旬から3月下旬までです。2月までに出回る物はハウス栽培、3月からは露地栽培の物が出荷されます。
【紅まどんな】
旬は11月下旬から1月上旬までです。特に12月が出荷の最盛期で、限られた旬の期間を逃すと翌年まで入手できません。
④産地
【せとか】
主な産地は瀬戸内地方で、中でも愛媛県は全国の出荷量の7割近くを占めています。その他、和歌山県、佐賀県などもせとかの有名な産地です。
【紅まどんな】
愛媛県によるオリジナルのみかんで、それ以外の都道府県での栽培は認められていません。このため、すべて愛媛県から出荷されています。
⑤品種の掛け合わせ
【せとか】
清見オレンジに、糖度が高い品種のアンコールとマーコットを交配させて作られました。交配させた3品種の長所を受け継ぎ、香り、色、味わい、食べやすさに優れます。
【紅まどんな】
南香に天草の花粉を交配してできた交雑品種です。掛け合わせの結果、糖度が高く、果汁が多い品種となりました。
⑥値段・価格
【せとか】
一般向けの標準的な物で、1個あたり270~330円です。進物用のようなハイクラスの物は、1個あたり730~1,500円の高級品もあります。
【紅まどんな】
家庭用の標準的な物で、1個あたり280~350円です。贈答用のような高級品だと、1個あたり500~840円の価格帯です。
値段や価格帯は、年ごとの収穫量や需要量、供給量によって変わります。収穫量はその年の気候や災害などに左右されるほか、みかんには表年と裏年という区分があるためです。収穫量の多い表年と少ない裏年が1年おきに交互に来ることにより、年ごとに価格も変動します。
「せとか」と「紅まどんな」はどっちがおすすめ?

「せとか」と「紅まどんな」は、同じみかんでもそれぞれ異なる特徴があります。味、香り、食感、旬の時期の各項目を比較しながら、それぞれの品種がおすすめな人の特徴を紹介しましょう。
「せとか」がおすすめな人の特徴
「せとか」は奥行きのある甘さと爽やかな香りに優れています。まろやかな食感も特徴的で、味、香りともにかぐわしい風味がある品種です。また、旬が1月下旬から3月下旬までありますので、春先になっても楽しめます。
【「せとか」がおすすめな人】
・コクのある甘さや香りを重視したい人
・とろける食感と芳醇な味わいを求める人
・春先までみかんや柑橘類を楽しみたい人
「紅まどんな」がおすすめな人の特徴
「紅まどんな」は、豊かな甘みと気品のある香りに優れています。舌触りのよい食感も特徴的で、果汁が多く、冷やして食べると甘みが増す品種です。また、旬が11月下旬から1月上旬までなので、お歳暮など年末年始の贈答品としても使われています。
【「紅まどんな」がおすすめな人】
・濃厚な甘さや上品な香りを楽しみたい人
・ゼリーのようにデザート感覚で食べたい人
・年末年始の贈答用にしたい人
「せとか」「紅まどんな」と「あいか」「甘平」の違いは?

みかんには「せとか」と「紅まどんな」のほか、「あいか」と「甘平」という品種もあります。いずれもよく似た柑橘類に見えますが、それぞれの品種に独自の違いや似た特徴はあるのでしょうか。この4つの品種の違いについて紹介します。
「せとか」「紅まどんな」と「あいか」の違い
「あいか」は、品種としては「紅まどんな」と同じ物です。いずれも品種名は、愛媛果試28号といいます。その中でも一定の基準を満たし、JA全農えひめを介して取引された物だけが、「紅まどんな」のブランド名で販売されるのです。
このため、「あいか」の特徴は「紅まどんな」と同じです。「せとか」との違いも、先に述べた「紅まどんな」の特徴と比較すれば理解できます。
「せとか」「紅まどんな」と「甘平」の違い
「甘平」は、愛媛県のオリジナル品種で、愛媛県内でのみ栽培が認められています。この点は、「紅まどんな」と似た扱いのブランドといえるでしょう。味は酸味が少なく、まろやかな甘みです。食感としては、「紅まどんな」よりも弾力のある果肉をしています。
また、「せとか」や「紅まどんな」よりも手で簡単に果皮が剥けます。「甘平」はナイフなどで切らずに、そのまま食べやすい品種といえるでしょう。
「せとか」と「紅まどんな」のおすすめ商品を紹介!

「せとか」と「紅まどんな」は、数多くの果物店やネットショップで販売されています。産地も値段もさまざまですが、その中でも愛媛県および広島県産の商品を紹介します。日光の恵みを存分に浴びて育ったみかんを味わってください。
①【2月お届け】 愛媛産「せとか」 2.5kg
「せとか」は、味、香り、色のすべてに濃縮されたコクがある品種です。2001年に登録された品種で、柑橘の大トロ、最高のコクと甘みを誇る柑橘などと称されるほど高い評判を得ています。2月までに出回る物はハウス栽培が多く、大きく艶のある外観をしているのが特徴です。
② 広島産 自然熟 「せとか」 3kg

広島県を含む、瀬戸内の温暖な気候や水はけのよい土壌は、みかんなど柑橘類の栽培に適した風土です。「せとか」の名称自体が、育成地の長崎県口之津町から望む早崎瀬戸という地名と、瀬戸内での栽培を期待されたことから付けられています。生産量、流通量が少ないので、旬の時期を逃さないように店頭などをチェックしましょう。
③ 【12月お届け】 愛媛産 「紅まどんな」 2kg

「紅まどんな」は果皮が薄くデリケートなため、施設栽培や袋がけによって慎重に育てられる品種です。また、ブランドの管理方法が徹底しており、毎年JAや市場関係者が集まって選果基準の確認会を行います。収穫後は一定の間、貯蔵庫で保管され、甘みを強めてから出荷作業に移ります。
「せとか」と「紅まどんな」の違いを知ろう
「せとか」と「紅まどんな」は愛媛県を主要産地とする柑橘類で、味、食感、見た目、旬などに違いがあります。類似品種としては「あいか」や「甘平」があります。おすすめ商品を参考に、お気に入りの「せとか」と「紅まどんな」を探してください。
