手作りの干し芋は、乾燥の具合によって保存できる期間が大きく変わります。水分を多く含むソフトタイプはやわらかく食べやすいですが傷みやすく、常温では約3日、涼しい時期でも1週間前後が限度です。冷蔵しても水分の影響を受けやすく、1~2週間ほどしか保てません。
しっかり乾燥させたハードタイプは水分が少ないので劣化しにくく、常温で2週間~1ヶ月、冷蔵でも同程度保存できます。冷凍保存では乾燥状態の差が出にくくなり、ソフトとハードとも約6ヶ月の保存が可能です。自家製品は状態を確認しながら、早めに食べ切るようにしましょう。
賞味期限が切れた干し芋を食べても大丈夫かどうか、判断の仕方を知っておくことは大切です。賞味期限が切れた後の干し芋の状態や食べられるかどうかの判断基準を知って、安心して干し芋を楽しんでください。
賞味期限というのは、美味しく食べられる期限の目安を示したものであり、消費期限とは定義が異なります。干し芋の場合、未開封で冷蔵庫のような適した場所に保存していれば、賞味期限を多少過ぎても食べられることはあるでしょう。一方で、すでに開封している物や高温多湿な場所に置かれていた物は、傷んでいる可能性があります。
最終的に食べるか処分するかの判断は自己責任となるので、少しでも不安を感じた場合は、無理をせず処分する方が安心です。
賞味期限が1ヶ月過ぎた干し芋は、開封後に冷蔵保存していた場合でも、食べる前には必ず見た目や匂いに異変が無いか確認してください。2週間程度の期限切れであれば、品質に大きな変化が見られないこともあります。ただし、少しでも異常がある場合は廃棄した方が良いでしょう。
表面に白い粉が付いていることがありますが、これは糖分が結晶化した物で、カビでなければ問題ありません。
賞味期限切れから2ヶ月を過ぎ、3ヶ月に近づく頃になると、干し芋の表面に白い粉が目立つことがあります。見た目だけでは糖分が結晶化した状態かカビであるか判別が難しいため、少しでも異変を感じた場合は食べるのを控えましょう。
さらに、保存状態が悪いと黒色や緑色のカビが発生することがあります。干し芋に斑点が見られた場合は、迷わず処分してください。
賞味期限が1年過ぎた干し芋は、たとえ冷凍保存していたとしても食べてはいけません。冷凍保存の目安は6ヶ月までとされており、1年が経過すると品質が大きく低下している可能性が高いでしょう。
干し芋の表面に黒や緑の斑点、白く綿のような物が見られる場合は、カビが発生して傷んでいる可能性があります。白い粉のように見える物でも、簡単に落ちる場合は、糖分が表面で結晶化した物と考えられます。見分ける際は質感だけでなく、匂いも確認しましょう。酸味のある臭いやカビ臭、発酵したような臭いがする場合は、雑菌が増えているサインです。
また、変色や黒ずみ、触った時にぬめりを感じる場合も安全とはいえません。カビが確認できた干し芋は、見える部分を取り除いても内部に菌が広がっている恐れがあるので、口にせず処分してください。
【腐った干し芋の特徴】
・カビが生えている
・異臭がする
・変色やぬめりがある
干し芋を適切に保管すれば買ってきた時の風味や食感をキープでき、いつでも美味しい状態で食べられるでしょう。冷蔵と冷凍の使い分け方をマスターすれば、まとめ買いも安心です。
干し芋を常温で置いておくと、その時の気候や部屋の温度によってはカビが生えたり、逆に乾燥し過ぎたりする恐れがあります。特に一度袋を開けてしまった後は、空気に触れることで傷みやすくなるため、常温より冷蔵庫で保存するのが最適です。1回で食べる分量ごとに小分けにしてラップで包むと、食べたい時に必要な分だけ取り出しやすくなります。
ラップをする際は空気に触れないようにしっかりと密閉し、干し芋の乾燥を防ぎましょう。その上でジッパー式の保存袋に入れれば二重に密閉でき、他の食品の臭いが移りにくくなります。
【干し芋の冷蔵保存の方法】
1.1回分ずつ小分けにしてラップで包む
2.ジッパー付き保存袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存する
干し芋を冷凍すれば、冷蔵庫で保存するよりも日持ちします。干し芋が大きい場合は、食べやすい大きさに切っておくと解凍後すぐに食べられます。1回で食べる分量ずつラップで包み、空気に触れないように密閉してください。金属製のトレイに乗せて急速冷凍すると、品質をより良く保てます。
食べる時には前日に冷蔵庫へ移して自然解凍するか、凍ったままオーブントースターで温めると美味しく食べられるでしょう。解凍後は水分が出やすくなっているため、その日のうちに食べ切るようにしてください。
【干し芋の冷凍保存の方法】
1.1回分ずつ小分けにしてラップで包む
2.冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存する
干し芋の賞味期限は、市販品か手作り品か、また保存の仕方によって大きく変わってきます。袋を開けた後は冷蔵庫で保存して、早めに食べ切ることが大切です。賞味期限が切れてしまった場合でも、腐っていなければ食べられる可能性はありますが、見た目や匂い、味をよく確かめてから自分で判断してください。