パイナップルの保存方法は?食べ頃は?丸ごと・カット別に長持ちさせるポイントも紹介!
パイナップルの保存方法を知っていますか?今回は、パイナップルの保存方法を〈丸ごと・カット〉別に、〈常温・冷蔵庫・冷凍〉に分けて、保存期間とともに紹介します。パイナップルを保存する時の食べ頃や長持ちさせるコツも紹介しますので参考にしてください。
目次
パイナップルの保存方法は?食べ頃はいつ?

ビタミンやミネラルが豊富で、甘みと酸味を楽しめるパイナップルは、スーパーなどで手軽に購入できる果物です。丸ごとやカットした状態のパイナップルは、どのような保存の仕方で鮮度を長く保てるのでしょうか。パイナップルの保存方法別の日持ちと、食べ頃について紹介しましょう。
パイナップルの保存方法・日持ち期間の一覧
| 保存方法 | 日持ち期間 |
| 常温(丸ごと) | 2~3日 |
| 冷蔵(丸ごと) | 3~4日 |
| 冷蔵(カット) | 2~3日 |
| 冷凍(カット) | 1ヶ月 |
パイナップルは、丸ごとかカットした物かで保存場所別の日持ちの期間が異なります。なお、購入の際にすでに収穫から日数が経過している場合は、表に記載した期間よりも日持ちが短くなることがあります。パイナップルの鮮度をキープして長く美味しさを楽しみたい時は、冷凍保存しておくと良いでしょう。パイナップルは冷凍すると、ビタミンCや抗酸化物質が増えます。
パイナップルは追熟しないため買ってすぐが食べ頃
果物によっては、保存中に果肉が柔らかくなったり甘味が増したりする追熟と呼ばれる現象が起こります。しかしパイナップルは追熟しない果物のため、時間の経過とともに鮮度が落ち、味わいや風味が損なわれてしまうのです。購入したパイナップルは正しく保存し、早い段階で食べ切るのが良いでしょう。
【丸ごと】パイナップルの保存方法は?葉っぱは切る?

パイナップルは、丸ごとの状態でも鮮度をキープして保存できるのでしょうか。丸ごとのパイナップルの正しい保存方法を、常温と冷蔵別に紹介します。
丸ごと・切る前に【常温】保存する方法
パイナップルを切る前に常温に置く時は、新聞紙で全体を包んでおくと乾燥を防ぎ、鮮度が良い状態で保存できます。パイナップルの甘味は底にたまるため、葉っぱを下にして逆さまにしておくと甘さが全体に広がり酸味が抑えられるといった説もありますが、この方法に根拠はないともいわれています。
【パイナップルを丸ごと常温保存する手順】
1.パイナップルを新聞紙で包む
2.直射日光の当たらない場所に置く
丸ごと・切る前に【冷蔵】保存する方法
丸ごとのパイナップルは、葉っぱを根元から取ってしまうと、根元とともに果肉も取れて傷む原因になります。パイナップルの葉っぱは、必ず根元を少し残してからカットしましょう。また丸ごとのパイナップルは6~8℃の温度環境で保存するのがベストなため、冷蔵庫の野菜室で保管してください。
【パイナップルを丸ごと冷蔵保存する手順】
1.根元を1cm程度残して、葉っぱをカットする
2.パイナップルを新聞紙で包む
3.冷蔵庫の野菜室に入れて保存する
【カット】パイナップルの保存方法・期間は?

パイナップルは丸ごとの場合、常温や冷蔵で保存できますが、切った物も同じ方法で保存できるのでしょうか。カットしたパイナップルの正しい保存方法を、2つに分けて紹介します。
カット・切った後に【冷蔵】保存する方法
切ったパイナップルは乾燥や酸化が急速に進み、菌も増えやすいため、常温での保存はできません。切った物は必ず正しい方法で、冷蔵庫で保管してください。切ったパイナップルは、乾燥による傷みを防ぐためラップでぴったりと包み、密閉袋の中の空気を抜いて保存しましょう。
パイナップルをカットした物は鮮度が落ちやすいため、早めに食べ切るようにしてください。
【カットした後に冷蔵保存する手順】
1.食べやすい大きさに切ったパイナップルを、一つずつラップで包む
2.ラップで包んだ物を、密閉袋や蓋付きの容器に入れる
3.野菜室で保管する
カット・切った後に【冷凍】保存する方法
切ったパイナップルの鮮度をキープし、最も日持ちが長くなる方法は、約1ヶ月間保管できる冷凍です。冷凍する際は、食べやすい大きさに切って、ラップを敷いた金属製のバットに間隔を開けて並べます。その状態で1時間ほど凍らせたら、密閉袋に移して再度冷凍保存してください。一度冷凍させるとパイナップル同士がくっつかず、果肉が崩れにくくなります。
パイナップルの保存方法を知ろう
追熟しないパイナップルは鮮度も落ちやすいため、正しい方法で保存してください。丸ごとの物は、直射日光の当たらない常温または冷蔵庫で保管できます。切ったパイナップルは常温保存ができないので、ラップなどで包んで乾燥を防ぎ、必ず冷蔵庫か冷凍庫で保存しましょう。
