モッツァレラチーズの保存方法は？冷凍が一番？袋のまま・開封後など紹介！

モッツァレラチーズは常温保存せず、長期保存なら冷凍庫、風味や食感を劣化させたくない場合は冷蔵庫で保存しましょう。

日持ちしないモッツァレラチーズですが、冷凍すると保存期間を延ばせます。ただし、その場合は風味が落ち、パサつく点に注意が必要です。本来の美味しさや食感を楽しみたい人は、冷蔵保存し、賞味期限内に食べ切ってください。

モッツァレラチーズは、水分が多く悪くなりやすい食材です。そのため、一度開封したら適当な大きさに切ってすぐに冷凍しましょう。モッツァレラチーズを切る際には、包丁を使っても手でちぎっても問題ありません。冷凍保存した場合、1ヶ月ほど日持ちします。

【モッツァレラチーズの冷凍方法】

1.食べやすい大きさに切り、キッチンペーパーなどで水気を切る

2.1つずつラップをして、保存袋に入れる

3.空気を抜いて保存袋の口を閉じ、冷凍庫に入れる

モッツァレラチーズを冷凍する際は、1回で使い切れるサイズにスライスしてから保存します。未開封の物をそのまま冷凍するやり方は、小分けできないのでおすすめしません。ちょうど良い大きさに切って保存すると、料理に使いたい分だけ取り出せて便利です。

モッツァレラチーズは、解凍される過程で水分が抜けていきます。大きなチーズをそのまま保存すると、解凍後に料理に使い切れなかった分を再冷凍することになります。そして、再解凍する際に、さらにみずみずしい食感を損なってしまうのです。

冷凍したモッツァレラチーズは、生食に向かず、そのまま加熱調理して食べるのがベストです。凍ったまま使っても、料理中の熱で解凍されます。冷凍と解凍を経たモッツァレラチーズは、風味や食感が落ちてしまい、生で食べても美味しくありません。

一方、加熱調理した場合は冷蔵保存したものと比べても大差ないので、料理して食べてください。

未開封のモッツァレラチーズは、そのまま冷蔵庫に保存し、袋に記載された賞味期限内に食べ切りましょう。商品により差はありますが、期限は製造日から30日程度に設定されていることが大半です。

開封後のモッツァレラチーズは、液なしの状態で密閉容器に入れるか、ラップを巻いて保存します。基本的には、袋を開けたらすぐに食べるのがベストです。しかし、量が多いと、料理に使った後に半分だけ余るようなこともあります。そのような時には、水を切って保存し、2日以内を目安に消費してください。

モッツァレラチーズの袋の中の水は、輸送中の型崩れを防ぎ、開封前のチーズのみずみずしさを保つためのものです。保存液ではないので、開封後は捨てても問題ありません。

【材料】
・モッツァレラチーズ：適量
・冷凍野菜、トマトなど好みの具材：適量
・バゲット：適量
・オリーブオイル：適量、モッツァレラチーズ大1個に対し大さじ2程度
・塩：少々

モッツァレラチーズのフォンデュの作り方を紹介します。

【作り方】
1.耐熱容器に、具材をドーナツ状に並べる
2.真ん中にモッツァレラチーズを置く
3.オリーブオイル、塩を全体にまわしかける
4.オーブントースターで5～10分程度焼く
5.野菜に火が通り、モッツァレラチーズが溶けたら、バゲットを添えて完成

パーティー向きの見栄えの良いレシピです。モッツァレラチーズは味に癖がない分さまざまな具材と合うので、ぜひ好みの食材で試してください。

【材料】
・なす：1本
・モッツァレラチーズ：70ｇ
・ミニトマト：12個
・バジル：12枚
・オリーブオイル：適量
・塩：適量
・あらびき黒こしょう：適量

なすのマルゲリータの作り方を紹介します。

【作り方】
1.なすは5mm程度の厚さ、モッツァレラチーズは1cm角のサイコロ状、ミニトマトは1個を半分にそれぞれ切る
2.なすの上にモッツァレラチーズ、ミニトマトを並べる
3.オリーブオイル、塩、あらびき黒こしょうをまぶす
4.オーブントースターで10〜15分程度加熱する
5.仕上げにバジルをかざる

オーブントースターでの加熱時間は目安です。何度か火の通り具合を確認し、なすが軟らかくなっていたら取り出してください。切り口が円形の丸なすを使うと、ピザのような見た目になります。

【材料】
・モッツァレラチーズ小：15個
・小麦粉：1／2カップ
・溶き卵：1個分
・パン粉：1カップ
・揚げ油：適量

モッツァレラチーズのフライの作り方を紹介します。

【作り方】
1.モッツァレラチーズに小麦粉をまぶし、溶き卵にくぐらせ、パン粉をつける
2.180度の油で2分程度揚げる

モッツァレラチーズを衣でしっかり覆わないと、揚げる際に中身が飛び出すので注意してください。ケチャップやウスターソースを付けても、美味しく食べられます。