マンゴーの種類・品種一覧!日本や宮古島は?味の特徴・違いも紹介!
マンゴーにはどのくらいの数の種類や品種があるのか知っていますか?マンゴーは世界各地で、さまざまな品種が栽培されており、特徴も異なります。日本でおなじみのアップルマンゴーのほか、フィリピンのペリカンマンゴーなど、世界のマンゴーの種類・品種や、味の違い・特徴などを紹介しましょう。
目次
- マンゴーの種類・品種の数は?何種類?
- マンゴーの種類・品種は世界に約500種類ある
- 【日本】マンゴーの種類・品種の一覧!特徴や違いは?
- ①アップルマンゴー
- ②キーツマンゴー
- 【タイ】マンゴーの種類・品種の一覧!特徴や違いは?
- ①メラウィン
- ②チョークアナン
- 【台湾】マンゴーの種類・品種の一覧!特徴や違いは?
- ①金煌
- ②美姫
- ③紅龍
- ④玉文
- 【アメリカ】マンゴーの種類・品種の一覧!特徴や違いは?
- ①アーウィン
- ②ヘイデン
- ③リペンス
- ④ゴールデンリペンス
- ⑤ベイリーズマーベル
- ⑥パール
- ⑦バレンシアプライド
- ⑧スプリングフェルス
- ⑨ジル
- ⑩スピリットof76
- 【フィリピン】マンゴーの種類・品種の一覧!特徴や違いは?
- カラバオ
- 【インド】マンゴーの種類・品種の一覧!特徴や違いは?
- アルフォンソ
- 【メキシコ】マンゴーの種類・品種の一覧!特徴や違いは?
- ①ケント
- ②マグシャミン
- ③マンザニーロ
- マンゴーの旬の時期・季節はいつ?
- マンゴーの旬の時期・季節は5月〜8月
マンゴーの種類・品種の数は?何種類?

一口にマンゴーと言っても、その種類や品種はさまざまです。マンゴーには、どのくらいの種類や品種があるのでしょうか。
マンゴーの種類・品種は世界に約500種類ある
マンゴーは東南アジアの熱帯地域を原産とするトロピカルフルーツで、現在では世界各地で栽培されています。世界三大果物の1つとしても知られ、日本国内でも宮崎県や沖縄県などで栽培が盛んです。マンゴーの種類は大きく分けて、アップルマンゴーやグリーンマンゴー、ペリカンマンゴーなど6種類あり、細かく品種を挙げていくと約500品種にのぼると言われています。産地ごとに見た目や味わい、香りなどが異なります。
【日本】マンゴーの種類・品種の一覧!特徴や違いは?

日本では近年、宮崎県などでマンゴーの栽培が盛んになってきました。沖縄県では100年ほど前から栽培が始まっており、特に宮古島は生産量が日本一となっています。日本ではどのような種類や品種が栽培されているのか、代表的なマンゴーの種類や品種について、味の特徴とともに詳しく紹介します。
①アップルマンゴー
アップルマンゴーは大きな卵型をしていて、りんごのように赤く色付く外皮とコクのある甘い果肉が特徴です。日本国内では沖縄県や宮崎県で栽培されており、ほかのマンゴーと比べても甘みが強く香りが際立ちます。
アップルマンゴーの中で代表的な品種にはアーウィン種で、国産の約96.5%を占めています。「完熟アップルマンゴー」として販売されているのは、6~7月の旬の時期に収穫されたものです。柔らかな食感と濃厚な甘さが楽しめます。
②キーツマンゴー
キーツマンゴーはアップルマンゴーとは対照的に、熟しても赤くならず外皮は緑色なのが特徴です。主な生産地は沖縄県で、収穫時期が短く年間を通して市場に出回る数が非常に少ないため「幻のマンゴー」とも呼ばれます。
食べ頃を迎えると糖度が15度以上になり、メロンと同じくらいの甘さになります。特にアップルマンゴーと比べて繊維質が少なく、濃厚な食感を味わえるのが人気の理由です。
【タイ】マンゴーの種類・品種の一覧!特徴や違いは?
タイもマンゴーの産地として有名です。タイにはどのような種類や品種があるのか、タイで代表的なマンゴーの品種の特徴や違いを紹介しましょう。
①メラウィン

・見た目:丸い卵型
・味:クセがない
メラウィンは、1㎏以上の大玉になることがある品種です。レッドキーツと呼ばれる場合もありますが、キーツとは異なる種類に分類されます。果肉はとても柔らかく、クセのない爽やかな味わいで食べやすいのが特徴です。
②チョークアナン
・見た目:細長いラグビーボール型
・味:酸味が控えめでクセが少ない
チョークアナンはタイ原産のマンゴーで、200〜300gのやや小さく細長い形をしています。果皮は滑らかで熟すと鮮やかな黄色になるのが特徴です。繊維が少なく、柔らかくさと弾力を感じる果肉で、濃厚な甘みを楽しめます。酸味が控えめでクセが少なく、ハチミツマンゴーとも呼ばれています。
【台湾】マンゴーの種類・品種の一覧!特徴や違いは?
日本では台湾産のマンゴーもよく知られています。台湾で栽培されている主なマンゴーの種類や品種を紹介しましょう。
①金煌

・見た目:細長く洋梨のような形
・味:酸味が感じられ、爽やかな甘味がある
金煌は外国品種をベースに台湾で改良されたマンゴーで、正式名は金煌1号です。大きく成長するのが特徴で、1kgを超えるものが多く、2kg近くになることもあります。日本国内では沖縄県でも栽培されていますが、生産量は全体の1%にも満たないため、幻のマンゴーとも呼ばれるほど市場にはあまり出回りません。
果肉は淡い黄色で繊維が少なく、滑らかな舌触りでマンゴープリンのような食感をが楽しめます。糖度は16〜20度と高く、甘さの中に酸味も感じられます。
②美姫
・見た目:細長く薄い緑色
・味:滑らかな口当たりで甘い
美姫は細長い形が特徴で、サイズは300〜400gと手頃です。熟しても外皮は薄い緑色のままですが、見た目とは異なり糖度が高く、しっかりとした甘さを楽しめます。繊維が少なく、果肉は滑らかな口当たりです。
③紅龍
・見た目:細長く赤と黄色が入り混じっている
・味:クセのないしっかりした甘さがある
紅龍は1976年に発見された台湾原産の希少な品種です。貴婦人マンゴーとも呼ばれ、日本では沖縄県や鹿児島県の与論島を中心に栽培されています。果実は500〜700gの食べやすいサイズで、熟すと赤と黄色のグラデーションが現れます。糖度は18度前後と十分な甘さがあり、クセのない後味で、果肉は繊維が少なく滑らかな食感です。
④玉文

・見た目:卵型で細長い
・味:酸味がなく甘さが強い
アーウィン種と金煌を交配して生まれた、台湾発祥のマンゴーです。日本国内でも沖縄県などで栽培されていますが、出荷量が非常に少なく、あまり出回りません。希少価値が高くなっています。糖度は20〜24度と非常に高く、酸味がほとんど殆どないので濃厚な甘さを楽しめます。
果実は500g~2kgと大きく、果皮は赤くなります。果肉の繊維が少ないため、食感は柔らかく滑らかです。収穫時期は7月中旬〜9月上旬に限られ、日本国内での流通量は少ないため、幻のマンゴーと言われることもあります。
【アメリカ】マンゴーの種類・品種の一覧!特徴や違いは?
アメリカもマンゴーの代表的な産地で、複数の種類のマンゴーが栽培されています。アメリカで代表的なアメリカ産マンゴーの種類や品種を紹介しましょう。
①アーウィン
・見た目:丸い卵型
・味:甘味と酸味のバランスが良い
アーウィンは赤い果皮が特徴で、アップルマンゴーの代表的な品種です。「アップルマンゴー」として売られているマンゴーは、ほとんどがアーウィン種です。果肉は濃いオレンジ色で、繊維が少なく滑らかな口当たりが楽しめます。クセが少なく、甘みと酸味とのバランスが良いのも特徴です。
②ヘイデン
・見た目:丸い卵型
・味:マンゴー特有のクセがありつつも甘味がある
ヘイデンは赤くて丸みのある果皮が特徴で、アメリカを代表する品種の一つです。4月〜6月の時期に多く出回り、糖度は13〜16度と高く、酸味は控えめです。果肉はやや繊維質が多く、特に種の周りに筋を感じることがあります。種類で分けると、アップルマンゴーに含まれ、日本のスーパーでも「アップルマンゴー」として売られていることがあります。
③リペンス
・見た目:細長い卵型
・味:甘味が少ないものの食べ応えがある
リペンスはフロリダ原産で、アーウィンの親にあたる品種です。糖度は約15度とアーウィンより低めですが、食べ応えがあり満足感を得られます。果実はやや小ぶりで、熟しても果皮は黄色に赤みを帯びる程度です。繊維が少なく厚みのある果肉で柔らかい食感を楽しめ、贈り物にも適しています。
④ゴールデンリペンス
・見た目:楕円形
・味:酸味やクセが少ないまろやかな味わい
ゴールデンリペンスも、リペンスから生まれた品種で、果実は400〜500gとやや大きめです。果皮は黄色で、熟しても赤くはなりません。果肉は柔らかく、酸味やクセの少ない味わいで、リペンスの良い部分を受け継いだ食べやすいマンゴーです。
⑤ベイリーズマーベル
・見た目:丸に近い球形
・味:クセが少なく酸味と甘味のバランスが良い
フロリダ原産のベイリーズマーベルは丸みを帯びた形をしており、サイズは400g前後です。果皮は薄い黄色から黄緑色をしています。糖度は比較的高く、クセの少ない甘さに酸味が加わった味わいで、アーウィンに近い風味が特徴です。クセがないため食べやすく、初めてマンゴーを食べる人に向いています。
⑥パール
・見た目:卵型で上部に赤みがある
・味:甘味が強い
フロリダ原産で、果実は700g〜1kg以上になることがある大玉品種です。果皮は全体が黄色で、上部に赤みがあります。果肉は繊維が少なく滑らかな舌触りで、糖度も高く甘みがしっかり感じられます。大きさと見た目の華やかさから、贈答用としても人気の品種です。
⑦バレンシアプライド
・見た目:
細長い
・味:甘味と酸味のバランスが良く食べやすい
バレンシアプライドはフロリダ原産で、サイズは1玉600g前後とやや大きめです。黄色に赤のグラデーションがかかった見た目で、沖縄県では「てぃらら」の名称で売られています。糖度は16〜19度と高く、甘味と酸味の両方を感じられる爽やかな味わいです。クセがなく口当たりが滑らかで、子供でも食べやすい品種です。
⑧スプリングフェルス
・見た目:卵型
・味:甘味と酸味のバランスが良い
スプリングフェルスはフロリダ原産で、果実は約600gほどの大玉です。果皮は薄い黄色に赤みが差しています。果肉は果汁が豊富で、甘味と酸味のバランスの良さを楽しめます。果皮の近くに繊維があることもありますが、食べやすく、パイナップルのような爽やかな香りや風味が特徴です。
⑨ジル
・見た目:卵型
・味:酸味が少なく甘味が強い
ジルは果実の上部が赤く下部が黄色に色付くグラデーションが特徴で、約400gとマンゴーとしては標準的なサイズです。糖度はアーウィンと同じくらいですが、酸味が少なく、しっかりした甘さを感じられます。まろやかで食べやすく、人気の高い品種の一つです。
⑩スピリットof76
・見た目:卵型
・味:甘味が強く食べ応えがある
フロリダ原産のスピリットof76は、500〜600gの大きな果実が特徴です。アーウィンを一回り大きくした形で、果皮全体が濃い赤色に染まっています。甘味が強く濃厚で、マンゴーらしい風味を存分に楽しめます。ボリュームがあり、食べ応えも十分です。
【フィリピン】マンゴーの種類・品種の一覧!特徴や違いは?
フィリピンも世界的なマンゴーの産地で、日本には1975年から輸出されています。フィリピンの代表的な品種の特徴を紹介します。
カラバオ

・見た目:細長い楕円形
・味:甘味と酸味のバランスが良い
カラバオは、くちばしに似た細長い形状からペリカンマンゴーとも呼ばれているフィリピンを代表する品種です。果肉は滑らかで繊維が少なく、甘味と酸味の両方が感じられます。カラバオの濃厚な甘さは、ギネス記録にも認定されています。温暖なフィリピン国内では年中収穫が可能で、ドライマンゴーの原料としても世界中で人気の高い品種です。
【インド】マンゴーの種類・品種の一覧!特徴や違いは?
温暖なインドもマンゴーの産地として知られています。インドの代表的なマンゴーの種類や特徴を紹介しましょう。
アルフォンソ
・見た目:卵型
・味:濃厚な甘さと爽やかな酸味を楽しめる
アルフォンソはマンゴーの王様とも呼ばれるインド原産の高級品種です。果実は200〜300gの小ぶりなサイズで、完熟するとオレンジ色になります。5〜6月の時期に収穫を迎え、日本では主に8月頃から加工品として流通します。
繊維が少なく滑らかな口当たりで、ジュースやピューレ、アイスクリームなどの加工品の原料として幅広く利用されているので、名前を聞いたことがある人も多いでしょう。濃厚な甘みと柑橘類のような爽やかな酸味が特徴で、インドを代表する人気の高い品種です。
【メキシコ】マンゴーの種類・品種の一覧!特徴や違いは?
メキシコ産のマンゴーも種類が豊富です。メキシコ産の主なマンゴーの種類や品種を3つ紹介します。
①ケント

・見た目:卵型
・味:甘味が強く濃厚な味わい
ケントはメキシコを代表するマンゴーで、アップルマンゴーの品種の一つです。もともとアップルマンゴーは、ケントのことを指していたとも言われます。果肉は赤や黄色、緑が混じったグラデーションの果皮が特徴です。強い甘みと酸味の効いた濃厚な味わいで、果肉は繊維が少なく、滑らかな口当たりをしています。熟すと柔らかくなり、甘い香りも楽しめます。
②マグシャミン
・見た目:卵型
・味:酸味と甘味のバランスが良く滑らか
マグシャミンは、酸味と糖度のバランスが良く柔らかな果肉が特徴です。果皮は赤色をしており、見た目も華やかです。マンゴー特有の香りがあるので、初めての人は食べにくさを感じるかもしれません。果肉は滑らかで、デザートやスムージーなどの材料にも使われます。
③マンザニーロ
・見た目:卵型
・味:甘味がありクセが少ない
マンザニーロはメキシコ原産で、1玉800gほどになる大玉品種です。果肉は繊維が少なく滑らかで、口に含むとしっかりとした果汁が口の中に広がります。糖度が高く、クセが少ないことから、幅広い層に食べやすい品種として人気があります。
マンゴーの旬の時期・季節はいつ?

マンゴーは日本産だけでなく、輸入品を含めると一年を通して店頭に並んでいます。このため、旬がいつなのか気になる人もいるでしょう。日本産や輸入品のマンゴーの旬の時期や季節について紹介します。
マンゴーの旬の時期・季節は5月〜8月
宮崎県や沖縄県などで生産される日本産マンゴーの旬の時期は品種ごとに異なり、アップルマンゴーは6〜7月、キーツマンゴーは8月下旬〜9月にピークを迎えます。また地域によっても旬の時期が異なり、沖縄県産は7月ごろが収穫の最盛期で春から夏にかけて安定して流通します。
外国のマンゴーは、国によって収穫する時期が異なり、一年中、どこかの国のマンゴーが手に入ります。タイ産は3〜6月、フィリピン産は2〜7月が旬の時期です。また、南半球のオーストラリアからも輸入されているため、10〜3月の寒い時期にも食べられます。
マンゴーの種類・品種を知ろう
日本産のマンゴーでは、沖縄県や宮崎県のアップルマンゴーやキーツマンゴーが有名です。沖縄県や宮崎県などの国産品のほかにもアメリカや台湾、メキシコ産などから輸入されるものもあり、一年を通して、さまざまなマンゴーを楽しめます。それぞれ特徴や味わいが異なるため、食べ比べて違いを楽しんでみても良いでしょう。
