黄色のスイカとは?なぜ黄色い?品種・名前や赤いスイカとの違いも紹介!
黄色いスイカがどんなスイカか知っていますか?なぜ黄色いのでしょうか?今回は、黄色いスイカと赤いスイカとの味や栄養の違い、クリームスイカなどの品種・名前を紹介します。黄色いスイカの値段の目安や選び方、おすすめの取り寄せ商品も紹介しますので参考にしてください。
目次
黄色いスイカとは?なぜ黄色いの?

スイカといえば赤い果実をイメージすることが多く、スーパーや直売所で果肉が黄色い物に出会うと目新しく映るでしょう。今回は、黄色いスイカの正体や色の理由について紹介します。
黄色いスイカは果肉が黄色い品種
果肉が黄色いスイカは、クリームスイカや黄玉すいか、黄玉西瓜とも呼ばれます。中身が赤くないのは異常や傷みではなく、もともと黄色い系統の果肉として育てられたためです。そのため、赤い果肉のスイカとは別の品種にあたります。
黄色いスイカが黄色い理由
スイカの果肉を赤くしているのは、リコピンとβ-カロテンというカロテノイド系の色素です。
しかし、黄色いスイカの果肉にはリコピンはほとんど含まれず、代わりにキサントフィルなどの黄色系のカロテノイド色素によって色付きます。日本食品標準成分表によると、赤肉種のスイカはβ-カロテンとリコピンの両方を含む一方、黄肉種はどちらもほとんど検出されないとされています。
果肉の色の違いは品種ごとの持ち味であって、傷みや欠陥ではありません。
じつは黄色が原種に近いスイカ
スイカの原産地はアフリカ南部に広がるカラハリ砂漠周辺とされ、野生のスイカは果肉が白色の原種で、赤い物は突然変異によって現れました。赤い色を決める遺伝子は劣性で、糖度を高める品種改良が進むにつれて赤の果肉が広まったとされています。黄色のスイカはむしろ原種に近い姿を残しており、遺伝子組み換えによる物ではありません。
なお、赤と品種を掛け合わせる作り方では、黄色が優性に出て黄みがかった果肉になります。
黄色いスイカと赤いスイカの違いは?

黄色いスイカは、赤い物と比べて美味しさや含まれる栄養素がどのように違うのか気になる人もいるでしょう。味わいと栄養の二つの面から、赤い果肉との違いについて紹介します。
①味・甘さの違い
黄色い果肉は、赤い物に比べて爽やかで上品な甘みが持ち味です。かつては甘くないと見られがちでしたが、今では品種改良によって赤いスイカに劣らない糖度になりました。黄色の果肉の品種であるひまわりの糖度は11度前後で、おつきさまは11〜12度、金色羅皇は15度以上に達します。
現在の黄色いスイカは、甘くない、まずいといった見方は当てはまらず、赤い物に負けないほど味わい深く美味しい品種も揃っています。
②栄養の違い
赤い果肉に多いリコピンには強い抗酸化作用があり、紫外線による肌の赤みや色素沈着などの予防効果が期待されているのです。一方、黄色い果肉にもリコピンは含まれていますが、赤色の物に比べて含有量はほとんどありません。その代わりβ-カロテンなどのカロテノイドといった栄養素を持っているので、抗酸化作用や眼病予防に関わる働きも報告されています。
どちらが甘いか栄養があるかではなく、含まれる色素の種類や量が違うだけです。
黄色いスイカの品種・名前は?
黄色いスイカと一口にいっても、産地や大きさ、甘さはそれぞれ種類によって異なります。代表的なおつきさま、ひまわり、おおとり、金色羅皇の四品種を、名前の由来や特徴とともに紹介します。
①おつきさま
北海道月形町で育てられ、大きい物では7kgほどに実る大玉の品種です。糖度は11度ほどで、柔らかめの果肉と爽やかで上品な甘さが持ち味です。黒い果皮と黄色い果肉が月のように見えることから名付けられ、月形町の柳さんが平成9年に育成しました。品種登録名は大黒黄とされ、クリームスイカとも呼ばれています。
②ひまわり
ひまわりの町として知られる北海道北竜町で育てられています。花のように爽やかな香り、軽やかな甘みと歯切れの良い食感が持ち味です。糖度は11度ほどで、生産する農家が僅かに数軒に留まり、市場にはあまり出回りません。
③おおとり

愛知県で育ち、ソフトボールほどの小玉の実が成ります。黄色いスイカの中では糖度が高めで濃い甘さがあり、歯切れの良い食感と滑らかな口当たりを併せ持ちます。小玉ながら食べ応えのある甘さが持ち味です。
④金色羅皇
奈良県橿原市のナント種苗株式会社が8年の歳月を掛けて開発し、2021年に新品種として種子の販売が始まりました。一般的に流通しているスイカの糖度は11度程度ですが金色羅皇は糖度15度以上と高く、異次元の甘さを誇ります。緻密でやや硬い果肉なので崩れにくく、種は少なめです。
ゴールドの果肉で完成した非常に珍しいスイカ品種であり、橙黄色で金色に近いという特徴があります。
黄色いスイカの選び方は?

美味しい黄色いスイカの選び方は、一般的な赤いスイカの選び方と同様です。全体的に形が整っているか、皮にツヤや張りがあるか、叩いた時の音はどうかを確認する方法がよく用いられます。また、ツルが緑色で付け根が少しくぼみ、その周囲が盛り上がっているスイカは完熟していて甘いとされ、美味しさの目安になるでしょう。
黄色いスイカの値段は?どこで買える?

黄色いスイカを食べたい時に気になるのが、おおよその値段とどこで購入できるのかという点です。赤い物と比べた価格の目安と、黄色いスイカの値段の理由について紹介します。
黄色いスイカの値段の目安
一般的な黄色いスイカの値段は、大玉で数千円が目安です。金色羅皇のような高級品種になると、1玉8,000円前後になる場合もあります。全体として、赤いスイカよりもやや高めの価格帯に位置します。
黄色いスイカが比較的に高い理由
黄色いスイカの値段が高めになるのは、栽培が難しく、生産する農家が限られているためです。流通量が少ないことや、産地直送であるのも価格に影響します。スーパーでは店頭に並ばず手に入らない場合もあるので、通販で買い求めるのが一般的です。
【Dinos厳選】黄色いスイカのおすすめ商品を紹介!
さまざまな黄色いスイカの中でも、産地直送で取り寄せられる美味しい物はどの品か迷っている人もいるでしょう。数ある黄色いスイカの中でも、糖度の高さで名高い金色羅皇を紹介します。
①山形産「金色羅皇(こんじきらおう)」 1玉(7kg)【8月上旬頃〜お届け】
山形県村山市のスイカの名人と呼ばれる門脇栄悦さんが育てた物です。黄肉品種の中でも一際濃い黄橙色をしており、強い甘みと黄肉種ならではの爽やかな風味を併せ持つのが特徴です。緻密な果肉で種は少ないので食べやすいでしょう。栽培が難しく、市場にほとんど出回らないことでも知られています。
黄色いスイカについて知ろう
黄色い品種は、クリームスイカや黄玉スイカとも呼ばれます。果肉が黄色いのはカロテン系の色素で色付くのが理由であり、傷みや異常ではありません。改良が進んだ今では、赤いスイカに劣らない甘さの品種も増えました。気になる黄色いスイカがあれば、実際に食べて赤い果肉との違いを楽しみましょう。

