5月が旬の果物・フルーツといえば何?春の季節に美味しいいちごなどを紹介!
5月に旬を迎える果物・フルーツを知っていますか?今回は、5月が旬の果物・フルーツを〈いちご・メロン・柑橘類〉など種類別に紹介します。4月・6月に旬を迎える果物も紹介しますので参考にしてください。5月が旬の美味しいフルーツを大いに楽しみましょう。
目次
5月が旬の果物・フルーツといえば何?

春の食材の中でも5月になると、赤いいちごや橙の柑橘類、緑のメロン、青紫のブルーベリーなど色とりどりの果物がスーパーに並び目を楽しませてくれます。さらに国産の南国フルーツも出回り始め、名前だけで季節感を味わえる果物が豊富です。旬の時期の果物は美味しく栄養価に優れ、豊富な収穫量で手頃な値になり利点が多いため、5月のフルーツを堪能しましょう。
5月が旬の果物・フルーツ【いちご・ベリー類】
国産のベリー類はいちごを除くと、お店で販売している時期がさほど長くないため、旬の頃には味わいたいフルーツのひとつです。いちごは市場で見かける期間が比較的長く、旬になるといちごを使った多様なデザートが市場にあふれるほど人気があります。
①いちご

世界でも日本はいちごの消費量が多く栽培も盛んで、国産品種が300ほど存在します。いちごが市場に流通するのは11月~5月です。5月が旬の「紅ほっぺ」は鮮紅色でやや大粒な果実で、「章姫」と「さちのか」を交配して静岡県で生まれた品種です。甘味と酸味のバランスがとれた味わいで、熟した果物は良い香りがして5月上旬頃まで市場に出回ります。
「よつぼし」も5月が旬で、九州沖縄農業研究センターと3県の共同開発によって登録されました。光沢がある美しい赤色で、高い糖度に程よい酸味があり、濃厚な風味を持ちます。世界でも稀な種から育てることができる種子繁殖タイプで、増殖しやすく親株を管理する労力がいらずコストカットが可能なため、これから先の普及に期待できるでしょう。
②ブルーベリー

ブルーベリーの品種は世界で300~400存在するといわれ、その中でも国内で栽培されている品種は100ほどです。輸入果物は通年で流通していますが、国産の物は6月~8月に出回ります。出荷量は4月から増え始め、7月が最盛期です。5月下旬より収穫できる品種には、サザンハイブッシュ系の「OPI」「ユーリカ」「スノーチェイサー」などがあります。
「OPI」は非常に早生の品種で収穫量が多く、皮に硬さがありますが酸味が少なく品の良い甘味で、フルーティな味わいです。「ユーリカ」の果実は大きく、なかには500円玉と同じくらいのサイズの物もあり、甘味と酸味のバランスに優れた上品な味わいで人気があります。「スノーチェイサー」の果実は大きくはないものの濃厚かつ芳醇な味わいが特徴です。
5月が旬の果物・フルーツ【メロン・びわ】
店頭にメロンやびわなどの果物が並び始めると、初夏の訪れを感じるでしょう。びわは季節感を味わいやすい風物詩であり、熟すると甘い香りがするメロンとともに人気があります。
①メロン

日本で市場に出回っているメロンは30品種ほどあるといわれており、主な産地は茨城、熊本、北海道で、この3県の収穫量は国内の半分以上です。温室栽培のメロンは通年出回りますが、路地栽培の物は4月から始まり夏にかけて流通します。メロンは5月~7月が旬の最盛期です。
5月が旬の「アンデス」は、糖度が高く独特の香りをもち、手頃な値段で購入できて人気があります。2015年には糖度が高くジューシーで滑らかな舌触りの赤肉の「赤いアンデス」が発表されました。果皮に付いているシールで青肉メロンとの区別ができます。他にも「クインシー」「イバラキング」「肥後グリーン」「プリンス」「オトメメロン」などが旬を迎えます。
②びわ

中国が原産のびわは温暖な地域で栽培されており、日本での主な産地は千葉県より南の地域です。長崎県、千葉県、鹿児島県がトップ3の収穫量で、代表的な品種には西日本の「茂木」、東日本の「田中」があります。海外の品種は甘味が強く、「ブラックびわ」や「ヨーロッパびわ」があります。
びわは1月頃からハウス栽培の果物が出始め、7月頃まで流通していますが、最盛期は5月~6月です。「茂木」「なつたより」「大房」「富房」「涼峰」は5月に旬を迎えます。長崎県を発祥とする「茂木」は、最もシェアが広く出回る時期が長い品種です。重さが40~50gで小さめなサイズですが、豊かな甘味があり酸味が控えめで、皮がむきやすい点も人気です。
5月が旬の果物・フルーツ【柑橘類・その他】
5月になると人気がある国産のトロピカルフルーツが旬を迎え、店頭で見かけることが多くなります。柑橘類は種類が豊富なので通年出回っていますが、特に旬の時期の果物は美味しく食べられるでしょう。
①柑橘類
柑橘類の一種「デコポン」は登録商標です。「清見」と「ポンカン」を交配した品種「不知火」の中でも糖度などが全国統一された基準を満たし、かつJAの加盟生産者が栽培した果物だけがデコポンを名乗れます。熊本が発祥地で収穫量もトップです。ハウス栽培の果物は12月、路地栽培の物は2月から出回り始め、5月の月末まで流通します。
「デコポン」は200~280gの重量で、果物のヘタが出っ張っている特徴があり、柔らかい果肉に豊富な果汁で、じょうのう膜は薄く皮ごと食べられます。糖度13度以上でクエン酸1.0%以下の基準を満たした果物のため、酸味が少なく甘味が強い濃厚な味わいで、ぽんかんのような香りです。食味が良く皮を手でむける手軽さで、人気の柑橘のひとつです。
②さくらんぼ
さくらんぼの代表格である「佐藤錦」は、「ナポレオン」と「黄玉」を交配した品種で、佐藤栄助氏が山形県で育成しました。日本のさくらんぼの中でも生産量、知名度ともに国内トップです。山梨県や青森県、北海道でも栽培されていますが、主要産地は山形県になります。5月から流通し始め、6月中旬~7月初旬頃まで出荷が盛んです。
「佐藤錦」の果実は一粒あたり8~12gの重さで、種が小さいので可食部分が多く、「赤いルビー」とも呼ばれるほど綺麗な鮮紅色の果皮を持っています。乳白色の適度にかみごたえがある果肉はとても果汁が豊富で、甘味は強く酸味が控えめです。見た目と味わいの良さから、自宅向けとしても贈答品としても需要の高い果物です。
③マンゴー

マンゴーは世界各地で栽培が行われており、その品種の数は500を超えます。日本においては、成熟時に果皮が赤くなるアップルマンゴーの品種である「アーウィン」と、果皮が緑のグリーンマンゴーの品種の「キーツ」の2種類を中心に栽培が行われています。輸入果物は通年で流通していますが、国産の旬は主に5月~8月です。主な産地は沖縄県、宮崎県、鹿児島県で、宮崎産は3月から出回ります。
5月から流通し始めるアップルマンゴーは、甘味に適度な酸味がある濃厚な味わいで、香りがとても強く滑らかな食感です。宮崎産ブランド「太陽の卵」をはじめ、国産のマンゴーはほぼアップルマンゴーに該当します。輸入果物ではインドマンゴーの「ケサール」、タイマンゴーの「マハチャノ」と「ナンドクマイ」は5月が旬です。
④パイナップル

パイナップルは世界中で200を超える品種が存在し、日本で流通している物の大半は沖縄産です。輸入果物は通年で流通していますが、国産は初夏~夏が旬です。沖縄本島では5月中旬~8月初旬、石垣島では4月下旬~7月下旬に収穫の時期を迎えます。5月が旬のパイナップルは主に3品種あります。
台湾産である「ボゴールパイン」は、果肉を手ではがして食べられるので「スナックパイン」の名で親しまれており、香りが良く酸味は控えめで非常に甘さを感じる味わいです。沖縄発祥の「ソフトタッチ」は「ピーチパイン」の別名をもち、香りや果汁が豊かで芯まで味わえるほど柔らかく、完熟すると並外れた甘さがあります。「ゴールドバレル」は高糖低酸で、食味が良好です。
4月・6月が旬の果物・フルーツは?

メロンは4月に旬を迎える品種が何種類もあり、この時期にびわも徐々に出回り始めます。いちごやキウイフルーツは冬から流通していますが、この頃も引き続き楽しめ、デコポン(不知火)をはじめ4月が旬の柑橘類もたくさんあります。りんごは品種によりますが、「玉林」「陸奥」「ふじ」など秋から出回っている果物も味わえるでしょう。
6月はブルーベリーやラズベリーなどベリー類が旬を迎え、びわやさくらんぼはこの時期でも楽しめます。杏子は収穫の最盛期になり、すももや桃は出回る種類が増えてきて、いちじくは「夏果」が6月に旬になります。うめも旬の時期ですが、流通している期間が短いので、店頭で見かけたら購入するのがおすすめです。
5月が旬の果物・フルーツを知ろう
5月はさくらんぼやブルーベリーが出回り始め、メロンやびわが最盛期です。いちごやデコポンの他、パイナップルやマンゴーといった南国フルーツなど、人気が高い旬の果物が豊富です。旬の時期の果物は味わいや香り、栄養価が優れているだけでなく、収穫量が多いのでリーズナブルな値段で購入できます。5月ならではのフルーツを楽しみましょう。

