紫玉ねぎの保存方法・期間は?冷蔵・冷凍・常温で日持ちするコツを紹介!
紫玉ねぎの保存方法・期間を知っていますか?今回は紫玉ねぎの正しい保存方法・期間を〈大量・数個〉別に、〈常温・冷蔵・冷凍〉に分けて紹介します。日持ちさせるポイントや、腐った時の見分け方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
紫玉ねぎの保存方法は?日持ちさせるには?

紫玉ねぎを日持ちさせるには、適切な保存方法を知っておくことが重要です。誤った保存をすると、せっかくの紫玉ねぎもすぐに傷んでしまうことがあります。ここでは、紫玉ねぎを傷みにくくし、できるだけ鮮度を長く保つための正しい保存方法について詳しく紹介します。
紫玉ねぎの保存方法は量に合わせて選ぶ
紫玉ねぎは、量によって最適な保存方法が異なります。少量なら冷蔵保存、大量なら風通しの良い場所で常温保存も可能です。普通の玉ねぎより水分が多いため、高温と湿気を避けることが日持ちさせるポイントです。
紫玉ねぎを長持ちさせたいなら冷凍保存を検討しよう
紫玉ねぎをできるだけ長期間保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。一般的に玉ねぎは冷凍に向かない野菜ですが、紫玉ねぎも同様で、冷凍によって水分が結晶化し、細胞が壊れるため、食感が損なわれやすくなります。ただし、炒め物や煮込み料理など加熱する料理に使えば、食感の変化が気にならず、冷凍紫玉ねぎでも美味しく食べることができます。
紫玉ねぎの保存方法・期間【大量】

たくさんの紫玉ねぎを一度に手に入れた場合、適切な保存方法を知っておくことが大切です。ここでは、大量の紫玉ねぎを保存する際の方法と、保存できる期間の目安について詳しく説明します。
①段ボールで保存する方法|1ヶ月程度
紫玉ねぎを段ボールで保存する際は、次の手順を参考にしてください。
①段ボールの底に新聞紙を敷く
②紫玉ねぎをできるだけ重ならないように並べる
③上からさらに新聞紙をかける
④室温14℃以下の冷暗所に置いて保管する
この方法で保存すると、およそ1ヶ月程度紫玉ねぎを美味しく保つことができます。新聞紙は湿気を吸収してくれるため、湿り気を感じたら早めに交換するとより長持ちします。
②ネットに吊るして保存する方法|2ヶ月程度
紫玉ねぎをネットに入れて保存する場合は、以下の手順で行いましょう。
①通気性の良い野菜用ネットを用意する
②紫玉ねぎを入れる
③冷暗所に吊るして保存する
段ボール保存に比べて、ネット保存は空気の流れが良いため湿気がこもりにくくなります。適切な環境で保存できれば、紫玉ねぎは最大2ヶ月ほど日持ちします。直射日光や高温多湿な場所を避け、風通しの良い場所に吊るして保管するのがポイントです。
紫玉ねぎの保存方法・期間【少量・数個】

紫玉ねぎが数個だけ手元にある場合、適切な保存方法を選ぶことで、鮮度を長く保つことができます。ここでは、少量の紫玉ねぎを保存するときの最適な方法と、どのくらい日持ちするかについて紹介します。
①冷蔵保存の場合
数個の紫玉ねぎを冷蔵で保存する場合、皮付きとカット済みで少しやり方が異なります。
【皮付き紫玉ねぎの場合】
①それぞれを新聞紙またはキッチンペーパーで包む
②包んだ玉ねぎをポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室へ保存
【カットした紫玉ねぎの場合】
①切った断面が乾かないよう、ラップできっちり包む
②包んだものを冷蔵庫に入れる
新聞紙やキッチンペーパーで包むことで、湿気や乾燥から守り、紫玉ねぎ本来の水分バランスを保つことができます。皮付きのまま保存すれば、季節にもよりますが2週間〜1ヶ月は持ちます。一方、カット後の紫玉ねぎは保存期間が短く、冷蔵しても5日以内には食べ切るようにしましょう。
冷凍保存の場合
冷凍保存を活用すれば、紫玉ねぎをさらに長く保存できます。生と加熱済みで手順が異なるので注意しましょう。
【生の紫玉ねぎを冷凍する場合】
①紫玉ねぎを使いやすい大きさにカット
②保存袋に入れ、できるだけ空気を抜いて封をする
③そのまま冷凍庫で急速冷凍
【加熱してから冷凍する場合】
①紫玉ねぎをカットして電子レンジで5分程度加熱
②粗熱をとったら保存袋に移し、空気を抜いて冷凍
急速冷凍機能がない場合でも、金属トレイの上に置いて冷凍すれば、スピーディに凍らせることができます。冷凍した紫玉ねぎは1ヶ月を目安に使い切りましょう。解凍時に水分が出やすいので、炒め物やスープなど加熱料理にそのまま使うのがおすすめです。
紫玉ねぎが腐った時の特徴は?

・触るとぐにゃぐにゃしている
・表面から水分がしみ出している
・腐敗臭がする
・切った断面が茶色や黒っぽく変色している
・皮に黒カビが発生している
これらの症状が現れた紫玉ねぎは、腐敗が進んでいるため食べないようにしましょう。特に、においや触感に異常がある場合は注意が必要です。一部だけの変色で、においや感触に問題がない場合は、その部分を取り除いて食べられることもありますが、少しでも不安があるなら迷わず処分することをおすすめします。
紫玉ねぎの保存方法・期間を知っておこう
紫玉ねぎは水分が多く傷みやすいため、保存方法には工夫が必要です。今回は、大量に保存する場合と、少量を保存する場合に分けて、常温・冷蔵・冷凍それぞれに適した方法と保存期間の目安を紹介しています。適切に保存して、紫玉ねぎの鮮度をできるだけ長く保ちましょう。